受講感想(03年後期)

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1  N・K(総合文化学部社会文化学科)

 私は、この授業を受けてみて改めて沖縄戦の実態を知った。小学校から授業の中で沖縄戦を取り上げて平和について学んできたが、その時は平和について深く考えずにその場限りであったことを覚えている。しかし、大学に入学し平和に関する誇義を受講しているうちに「平和とはなんだろう」と本格的に関心を持ちはじめた。

 沖縄で平和を語るとき必ず沖縄戦のことがでてくる。教職総合演習を受けて、沖縄戦を分かっているつもりになっていたことに気づかされたし、この真実をちゃんと受け継ぎ次世代の人々に伝えていかなければならない、改めて平和の大切さが分かった。現在、イラク戦争がおこり、日本も人道支援という名目でイラクに自衛隊を派遣した。聞き取り調査を行なった我如古さんは自衛隊のイラク派遣のことも含めて「社会が昔の戦争へ向かう雰囲気に似ている」とおっしゃっていた。このように、日本はまた同じような過ちを犯してしまうのかと考えると非常に恐ろしい。そして、今、平和ボケしている日本人にとって「平和とはなんだろう」と考えるちょうど良い機会ではないだろうか。それを考えさせるため沖縄県は「沖縄戦」という良いテーマがある。何のためにやった沖縄戦争なのか、国のためとはいったいどういうことなのかなど沖縄戦をもっと深く知ってよく考えてこのテーマを上手く活用していくことがこれからの平和教育で大切になってくると思う。「命どう宝(命こそ宝)」の意味を今一度考えてみる必要がある。

2 O・Y(総合文化学部人間福祉学科)

 この教職総合演習「平和学習」を履修して、「平和」という意味について改めて考えさせられ、戦争の恐ろしさや自分達が今まで知らなかったことまで学べることが多かった。これまで自分達が普通に使用していた「集団自決」という言葉が持つ意味を知ったり、たくさんの戦争体験者の話などを聞いたりと内容が濃い講義であった。戦争当時に使用していたガマや碑文などを巡り、戦争の悲惨さを知る手がかりになる所を巡り、自分達の肌でガマの空気や、雰囲気などを感じることで教室内での言葉としての「戦争」に対する知識が深められた。

 総合的学習の方法が理解できたと思う。ただ一方的に話をして教えるだけではなく、生徒が疑問に思ったことを生徒自身が調べられるように手助けをしていくという事が大切であり、生徒に自分で問題を解いていく力を養わせることが大切であると思った。戦争と一言で言っても様々な人の人生に大きな影響を及ぼしている。戦争は被害者・加害者のどちらにも、つらい記憶として残る物であると思う。

 戦争の恐ろしさや悲惨さを自分達の次の世代に伝えていく事は大切であるが、戦争体験者が少なくなってきている現在では、戦争のほんとの恐ろしさを伝える事、学ぶ事は容易には出来なくなってきている。しかし、戦争があったという事実を忘れてはいけないし、また同じ過ちを犯してはならないと思う。この講義で戦争について学んでから、今問題になっている、イラクへの自衛隊派遣のニュースなどを見ると、日本がアメリカと共にまた戦争を起こすのではというような雰囲気を感じてなりません。
 沖縄には戦争の爪痕が今尚残っている。そのことを忘れずにこの教職総合演習で学んだ平和学習の知識をこれから先、次世代に伝えていけかなければならない。この講義は、自分の設定した課題に自分で解決まで持っていくという、大学では初めての履修方法だったけど、自分で課題を設定しているので、興味も湧くし、もっと詳しく知りたいという感情が出てくるので、課題から解決までのプロセスは面白かった。

 このような方法の授業が自分達もやっていて楽しいし、やりがいを感じる事ができて良かった。

3 K・S(総合文化学部人間福祉学科)

この教職総合演習は、私にとって、とても有意義な時間だったと思います。総合学習の大切さと伝えなければならないこと、また、自分自身で考える事の必要性をこの講義を通して学びました。総合演習の場で、しかも、教育者という立場から何を教えるのか、何を伝えるのかは重要なことです。私は、この講義を通しておぼろげながら、それが見えてきた気がします。それを形にして、自分のものにするには、時間と経験が必要だと感じました。もちろん先生から教えていただいた沖縄戦のことも取り入れていくつもりです。今だからこそ学んでいかなければ、考えていかなければならないことですので、正確に伝えていきたいと思います。

   この講義で学んだ事は、人(生徒)にものを教えるときには、当たり前のことですが、正しい情報を正確に伝えるということと自分自身の力で考えさせるということです。これは、簡単なように見えてとても難しいことです。正しい情報を正確に伝えることとは、隠蔽されたり、歪曲されたりした情報を分析し、裏付けをとることから始めなければならない。そうすることによって、初めて、揺るぎのない「真実」を伝えることができます。また、自分自身の力で考えるということは、ものごとを自分自身の視点から、自分の言葉に解釈していける力をつけるということなのです。この二つのことを生徒に教えることによって、ものごとの情報や知識を単にそのまま受け入れるだけではなく、それが「真実」なのかどうかを自分なりに分析しようとする意識を持たせることができるのです。

 これが、私がこの講義を通して学び・感じたことです。沖縄戦を自分の課題に沿って観ていくうちに、今まで知らなかったことや、見えなかったことが次々と発見できて自分に力がついていくような気がしました。確かに大変なこともあったけど、それがあったから課題を調べ終わったときには、なんとも言えない達成感・充実感が残ったのだと思います。
 将来、生徒たちにこの気持ちを感じさせてあげたいと思いました。この講義で、貴重な時間を過ごせたこと動感謝します。半年間でしたが、たいへんお世話になりました。これからも、沖縄戦を通して平和を研究していって下さい。ありがとうございました。

4  N・A(総合文化学部人間福祉学科)

 私は、教職総合演習を半年間「本当の平和とは何なのか。」と考えながら受講していました。本講義の「平和問題・平和教育」に焦点をあて、調査活動や追体験によって平和教育を学ぶことができました。そこで、私は自分が主張したいこと、言いたいことをまとめて発表していくうちに他人の前で自分が言いたいこと(主張)が言える「自信」というものがついた感じがします。また、相手(他人)の発表を聞くことによって、自分の知識が向上していることがわかりました。講義の時間に、平和祈念資料館やガマ(壕)へ実際に見学に行くことで沖縄戦の体験を感じることができました。

   見学に行くことによって、自分の発表や小論文を書くときにそこでの体験と沖縄戦との体験を重ね合わせることができました。そのことで、毎日の講義の興味と関心が高まり、いっそう集中することができました。さらには、沖縄戦の体験者から聞き取り調査をしたときは、現実と過去のあまりもの違いを感じさせられました。その沖縄戦体験者の証言を聞き学ぶことによって、今の自分が何事にも甘えながら生活していることに気づかされました。しかしながら、そのおかげで日々の生活を見直すことができ、平和で大切な時間を無駄なく、生活していこうという決意を固めることができました。

 総合的な学習の時間は、自主的に学び、自ら進んで学習するとあるが、私はある程度の課題発見のプロセスを教師が示し、課題解決に向けての的確なアドバイスが必要になってくると感じました。そうすることによって、本当の事実である課題解決に向けて主体的に行動することができるし、より自分が望んでいる知識を吸収することができると思いました。最後に、教職総合演習を学ぶことによって教師に必要な資質を得ることができ、担当教員の先生に感謝申し上げます。後期の半年間ありがとうございました。

5  S・M

 数職総合演習では、平和というものまた自分自身が取り組んだ課題である教育というものを改めてとらえるよいきっかけになったと思います。講義の中でフィールドワークを行ってガマに入ったりして、当時の状態を体験できたことがとてもいい学習になりました。当時は、ガマの中に多くの人が入っていて何ヶ月の間も生活を送っていたことを知ったときは自分には絶対にできないし頭がおかしくなってしまって正気ではいられなかったと思いました。戦時中の人々が体験したことを私たちの世代が体験しそれをまた次の世代へ伝え、もう二度と戦争が起こらない平和な世界を作って行かなければならないと痛切に感じました。また、実際に戦争を体験した人の貴重な証言を聞くことができてそこから学ぶことも多かったと思います。過去に起こってしまったことを元に戻すことはできないがそこから学んでよりよい社会を作っていき、平和で誰もが自由に生きていけるような世界を目指し、努力していくことが必要だと思いました。

6 U・J

 私は、この講義を受けるまで上辺だけの沖縄戦しか知らずにいました。沖縄戦に対する知識も乏しく悲惨だった沖縄戦というイメージなどしか頭にありませんでした。しかし、この講義を受講し沖縄戦について詳しく学べました。沖縄戦の体験者の証言や、フィールドワークを通して自分の知らなかった沖縄戦が開けてきました。「住民と日本兵の関係」や「日本は沖縄戦をどう見ていたか」「住民の苦しい生活」などを学ぶことができ、戦争の悲惨さ、平和への意識が芽生えるようになりました。このことは次世代をになう私たちにとって、とても大切な意識だと思います。そしてこの事は教師を目指していく私たちが、教育をしていく場でその次の世代へも伝えていく義務があると思います。
 
   この講義で学んだ戦争の悲惨さから平和を見出していくという考えを自分たちも持ち意識していくことが大切だと思いました。そして教壇に立ちこの学んだことを生かしていくためにも自分からどんどん学習していくことが大切だと思いました。後期の授業をご指導いただきありがとうございました。

7   O・N(総合文化学部人間福祉学科)

 教職総合演習では、今まで知らなかった沖縄戦の事実が見えたりして、とても勉強になりました。特に、私は高校・公民の免許を取る予定なので、現場に出たら避けては通れない分野の知識が手に入って助かったなと感じています。
 この授業では、外に出てのフィールドワークもあり、教科書に載っている文字での勉強と、追体験などの体で感じる勉強の認識の差にびっくりしてしまいました。多分教科書だけのお勉強では、ここまで、ガマ生活の厳しさを感じることはできなかったと思います。 また、課題の発見方法や、追求の方法などが学べてよかったなと思います。今回、学科の専門課題で「課題研究」というのをやっていて、それと似たようなことをここでもできたので、レポートを書くのが以前はど苦しくなくなりました。

 ただ、自分の選んだ課題が難しすぎて時間が足りなくなって、きれいに課題解決したとは思っていません。しかし、この授業が終わっても課題追求はひとりでもできるので、続けていきたいなと思っています。

 この授業の悪かった点は、2,3回予定変更が行われたことです。他の授業や、アルバイトを抱える身としては、課題提出日がずれたりすると、とても苦しくて重荷になってしまうこともありました。そして、最後の日も後半は次の授業があったために、結局、全員の発表を聞くことができませんでした。これは、本当に残念です。次回からは、なるべく最初の予定通りに授業が進むといいなと感じました。半年間、お疲れ様でした。

8  G・M(総合文化学部人間福祉学科)

 本講義を終えて一番に感じたことは、沖縄戦を考えるにあたって証言を聞き、その証言を追及していくことで本当の沖縄戦が見えてくるということでした。そして、「平和教育・平和問題」としては、この証言を追及していく過程で学んでいくものであると私は思いました。

   「平和教育」を学ばせることで、「沖縄戦」を用いたことは素晴らしいと思いました。それは、私達が、住んでいる身近な所であり、唯一地上戦が起こった島であり、その島を学ぶということには非常に貴重な事が学べるからである。「沖縄戦」を知ることにより、私達の住んでいる地域に興味を持たせ、調べることができます。そして、証言等を聞き、それを調べ、沖縄戦について深く知ることができます。そのことによって、戦後50年以上流れて、証言者、戦争を伝えるものが少なくなっている今に、私達が沖縄戦を伝えることが出来るようになってくるのです。これらのことから、「平和教育」として「沖縄戦」を用いたのはとても素晴らしいと思います。でも「総合学習」の時間が少なかったと私は思います。今後は、「総合学習」の時間も増やしていっていったらとても良い講義になると思います。

 「巡検」では、ガマにいったりして沖縄戦の中そこで何があったのかを知ることが出来てとてもよかったです。特にガマでみんなの電灯を消して、戦時中の雰囲気を味わったとき、当事者が気持ちのほんの少しですけど分かったような気がしました。暗くて何も見えない中でアメリカ軍の恐怖で怯え、日本軍の行動に恐怖している住民の心情が少し分かったような気がしました。
「演習・発表」については、班で調べ学習をさせ班で発表させることもあってはいいかなと思いました。班で考え発表することで、協調性が増し、連携をとることがうまくなり、知識を共有することが出来るからです。個人での発表もそれはあったほうがいいにきまっています。でも班での発表もあった方がいいなと思いました。

 最後になりますが、本講義は、とても内容が詰まっていて、私自身とても実になる講義だったことを身にしみて感じています。先生も毎回、資料を作ってくださり、とてもうれしく思います。資料作りにはとても労力をお使いになったと思います。本当にご苦労様でした。本講義を通して、私は、沖縄戦、知る・学ぶ・教える立場についてとても勉強できたと思います。先生本当に素晴らしい講義をありがとうございました。

9 K・N

   この授業をうけて今まで戦争の話を聞いてきてはいてけど、自分の足でガマにいって、自分で調べてというのはなかったので、すごく新鮮だったし、なぜ何だろうという疑問みたいなものも自分の中から出てきて沖縄のことを前よりももっと知りたいと思うようになっています。自分で問題呈示をして解決するっていうのはすごく勉強にもなったし、新しい発見もあって、友達同士で沖縄戦について話したりこの授業からとても私の周りでは発展した問題になって、言い体験が出来たと思っています。
         
10 T・J

 講師の講義は、一日一日、内容が濃く興味深かった。その中でも、一番楽しかった学べたと思うのは、南部戦跡巡検である。教室での頭を使う授業ではなく、体全体で学んだ授業だと思う。巡検の中で、平和祈念公園にも足を運んだ。平和祈念公園は何度も行ったことがあったが、韓国人慰霊塔は初めてであった。講師からの説明で、なぜその場所にたっていているのかしることができた。その時に、まだまだ沖縄戦は奥が深いと感じた。知識が乏しいことにも気づかされた。南北の塔についても初めて知り、調べてみることにしました。最後に行った「轟壕」には圧倒された。身近にガマはあるものの、入ったのは実際に初体験であった。ガマの奥で皆で明かりを消し証言を聞いた時は、いままで生きてきて一度も味わったことのないような感じがした。

   実際に、今から60年前この同じ場所に戦争の恐怖に怯え立ってた人がいたということを忘れず、この恐ろしい沖縄戦を次世代に伝えることは大切だと感じた。伝えていくことで絶対に戦争が起こらないとは言えないが、やってみることは重要である。半年間本当にありがとうございました。とても勉強になりました。教師になったら生徒と一緒に沖縄戦いついて、平和について考えようと思います。

11    Z・N

   私は今回先生の教職総合演習を受けてとても自分の為になったと思います。一番この授業から学んだことは、“調べたいなら動く”ということだと思います。実際に証言者に交渉しインタビューをしたり、ガマの中に入ったりと、行動的な総合演習をしたというのが一番達成感を感じている要因だと思います。

 私は、祖父が戦争体験者でありながら、余り話しを聞いたことがありませんでした。また、沖縄のことを知りたいと思っていたのにもかかわらず、余り沖縄戦の表面だけを見て、証言を聞いたり、ガマへ直接入ったりということをしていなかったこれまでの自分に反省しています。調べていく内に私のすむ玉城村にはいろいろな司令部や大きなガマ、小さなガマなど、戦争を今も語ってくれている、跡地がたくさんある事が分かりました。私達の沖縄を知る為には戦争が合ったという事実を知らないと始まらないと思いました。この総合演習を終えてからも自分の為に勉強していく必要があると感じた授業でもありました。

 この授業のいい点の一つ個人個人で調べた内容をお互いに分かち合えたこと、も挙げられると思います。私自身が今回興味を持って調べた内容もこの小さな範囲で調べることはとても難しいと痛感しました。なぜかというと、私は教育というテーマを調べたのですが、教育を知る為には時代がどう流れてきたのか、どのような状況で行われていたのか、そもそも、なぜ戦争は起きたのかなど、考えたらきりがないくらい、調べたいことが出てきました。それを、全員で共有できたことはとても為になりました。一つのことを知りそれについて考えるのもいいけれど、それを共有して、またお互いがそれを持ち帰りその広がった知識からまた、自分の内容を開発していく。そういう関連性が素晴らしく良かったです。また、総合演習とはそういうのも大切なのかなというのも感じた授業でもありました。

   今回の授業は私達が教師になったときに総合演習という教科を持つ為の勉強会だったと思いますが、この授業は子供たちにとってもとても重要になってくるでしょう。また、総合演習という授業がこれからどんどん注目されていくでしょう。また、情報があふれている今、総合演習をやることでさまざまな知識が子ども達の間で増え続け、なぜ勉強しているのかという意味を見失いがちになるような気がします。その時に、本当の“勉強”とは、本当の“学び”とはなにかということをこの総合演習では見つけられるような気がします。

 最後になりましたが、今回の教職総合演習で先生の授業を受けて、戦争への知識を少しだけ入れたことをとてもいい経験をしたと思っています。しかし、学びをこれで終わってはいけないような気がします。これからも、この内容を知る為にアンテナを張り巡らせていきたいと思います。半年間どうもありがとうございました。

12  H・K(総合文化学部社会文化学科)

 沖縄戦については、これまで私が受けてきた小中高の授業の中でも、何回か取り上げられていた。ただ、今回の「教職総合演習」はこれまで学んだ沖縄戦とは違う視点があったと思う。まず、教職科目である以上当然だが、教師として教壇に立った場合にどう沖縄戦を伝えるのかという視点である。学ぶこととはまた異なる難しさが、伝えるという行為には伴うと思う。小論文でも述べたが、沖縄戦の悲惨さを、単に過去のものとしてとどめるのではなく、現在の状況や将来とつなげて考えることを生徒に常に意識させる授業を目指したいと感じた。

 また、証言の見方も学んだ。その証言は、今の考えを言っているのかあの当時の考えをいっているのか。また、漠然としているものや、あいまいなものは、文献などからの根拠をもとに判断する。事実とそうでないものを区別するなどだ。これまで証言を読む際にはあまり意識していなかった部分が多く、大変参考になった。
 その証言については、沖縄戦体験者から直接聞き取り調査を行った。文字から証言を読み取ることと、体験者の肉声を生で聞くことは、重みが違うと感じた。それと同時に、調査を行う上で、最も聞きたいことをあらかじめ自分の中で整理しておくことが欠かせないと感じた。

 南部戦跡の巡検は、沖縄戦当時、住民が避難したガマを直接見て回ることができた。沖縄に住んでいながら、こういった現場を実際に見て回り、解説してもらう機会は非常に少ない。私が教師として沖縄戦を教える際には、出来るだけこういった現場を生徒に見てもらうような工夫をしたいと感じた。特に、轟の壕の中へ実際に入ってみた時の印象は強かった。このゴツゴツした岩肌の暗闇で数ヶ月もの間暮らすことや、そこで行われていた日本軍と住民のやりとりを想像すると、何ともやりきれない気分になった。

 こういったことを踏まえた上で、最後に自分の課題に対するまとめとして、小論文を書いた。頭の中で漠然と感じ、考えていたことを実際に文章にしていくことで、沖縄戦に対する考えがまとまっていったと思う。教師として教壇に立った場合には、いかに戦争の悲惨さを次の世代に伝え、戦争の芽を摘みとっていくかが重要になってくる。沖縄戦を通して学んだことを、単に過去の知識にとどめておくのではなく、どうやって将来へ生かしていくかということを常に意識していきたいと私は考えている。

13 T・S

 私は教職総合演習の講義を通して、私の今までの沖縄戦の知識時分かったっもりだったということを感じさせられたことと同時に、沖縄戦の複雑さや奥深さを学ぶ事ができました。この講義は、自分で課題を設定し、結論を出すということで、初めはどうしたらいいのか分からず、戸惑うことも多かったのですが、それをきっかけに、いろいろな証言を読んだり、資料や写真を見たりなど、沖縄戦について多くのことを調べ、課題を追求することができました。今まで、沖縄戦は現実に起きた戦争と分かってはいるけれど、遠い、世界のような感覚でした。しかし、実際にガマの中に入り、当時の雰囲気を感じ、とてもリアルに当時の人々の様子を体験する事ができました。もし、この講義を受講していなかったら、沖縄に住んでいながらも、沖縄戦に対する知識は浅いままであったと思い、受講して本当に良かったと感じました。

 最後に、半期の間でしたが、先生のおかげで様々な沖縄戦にふれることができ、いろいろなことを学ぶことができました。これからもこの講義で学んだことをもとに頑張っていきたいです。本当にありがとうございました。

14 M・H

 今回、平和教育が中心の教職総合演習を受ける事ができてよかったと思いました。それはなぜかというと自分の知識や考えを深める事ができると同時に証言の大切さを知ることができたことと、子どもに対して平和について教える方法を学べた事がとてもよかったと思います。そして、ゼミ形式である事から同じ教師を目指す学生とも交流する事ができたので自分の目標を改めて確認する事ができてよかったと思いました。

15 S・M

   教職総合演習を受講して、毎回先生の講義内容が熱く、沖縄戦を伝えたいという気持ちがすごく伝わりました。そして、この講義を受講して、本当に教師になるには平和教育としてこの沖縄戦を伝えていかなければと強く感じました。
沖縄県の教師にはこのことを学ぶことは絶対に必要であると思いました。そして、沖縄だけでなく、この島から全世界に訴えなければと思いました。

   最後に南部戦跡巡りでは、最初から最後までずっと沖縄戦についてで、こんな短い時間では語り尽くせないぐらいのものであると感じました。そして、講義を生徒面と教師面からの学習であったのが良いと思います。やはり、教師を目指す上では、伝える技術や工夫、表現方法が大事であると思いました。

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