ガイドによる平和学習         高校生の感想     
※それぞれに対応した「ガイド要項」を要約してあります。
※関連項目はそれぞれ下記を参照下さい。
「沖縄戦とガマ」へ     「沖縄戦と慰霊塔」へ    沖縄の米軍基地
T 沖縄県立A高校(02年度)の場合

1 日時
2001年7月16日(火)午前9時〜午後4時

2 コース(Bコース−1年3組)
┌ 学校発(9:00)(※生徒事前調査報告会、通過市町村のミニガイド、全般的ガイド)
├ ☆「糸数壕」(10:00〜10:45)
├ ☆「韓国人慰霊の塔」・「平和の礎」・(ギーザーバンタ)(11:10〜11:50)
├ 昼食(弁当)(11:50〜12:40)
├ ☆「ひめゆり平和祈念資料館」(12:50〜13:30)
├ ☆「魂魄」の塔(13:40〜13:50)
├ ☆「ひめゆり学徒散華の跡」(荒崎海岸)(14:20〜15:10)
└ 学校着(16:25)(※バスの中での総括集会…全員コメント※生徒運営)

3 学習の視点
(1)なぜ戦跡地を学ぶのか。(戦場への導入)
 @「ギーザーバンタ」
 A「ひめゆり学徒散華の跡」
(2)なぜガマに入るのか。(戦場の追体験)
 B「糸数壕(アブチラガマ)」
(3)なぜ平和祈念資料館に入るのか。(過去と現在の接点)
 C「ひめゆり平和祈念資料館」
(4)なぜ慰霊塔を学ぶのか。(戦争の認識と平和への課題)
 D「韓国人の慰霊塔」
 E「平和の礎」
 F「魂魄」

4 ガイド内容
(1)中継ガイド
@「学校〜糸数」
ア、生徒の事前学習報告に対する補説(学校の方針に沿って)
イ、通過市町村…沖縄、北中城、中城、西原、与那原、大里、佐敷、知念、玉城、具志頭、糸満、東風平、南風原、那覇、浦添、宜野湾
ウ、7月16日という日はどんな状況だったか→沖縄戦全般(南部経過地図、掃討作戦、沖縄戦の終了、徴用、その他)(資料パネル@)
エ、なぜガマに入るのか…役割、日本軍、米軍、住民

A「糸数〜摩文仁」
ア、男女学徒隊について…資料B
イ、アブチラガマから摩文仁へ…資料C
ウ、慰霊塔から何を学ぶか…沖縄戦がわかるか、戦争への反省があるのか、平和への努力が表れているか
※沖縄戦の特徴…資料パネルD

B「摩文仁〜資料館」
ア、資料館で何を学ぶのか
イ、見学の要領…過去と現在の接点、知識だけでなく認識を、
C「資料館〜魂魄」
ア、沖縄戦における住民の惨禍…戦争協力、戦争被害、

D「魂魄〜荒崎海岸」
ア、沖縄戦における「集団自決」と「住民虐殺」について
E「荒崎海岸〜学校」
ア、若干の補説と今後の視点
イ、戦争の被害と加害、アジアとの関係、歴史を学ぶということ

(2)ポイント学習(別紙資料)
@「糸数壕(アブチラガマ)」資料A                
A「韓国人の慰霊塔」資料E
B「平和の礎」資料F
C「ギーザーバンタ」資料G
D「ひめゆり平和祈念資料館」…学校作成資料による自主活動
E「魂魄」の塔…資料 H
F「ひめゆり学徒散華の跡」資料I

(3)「ねらい」を達成するための補助

U 沖縄県立A高校(03年度)の場合 

1 日時
2003年7月15日(火)午前9時〜午後4時

2 コース(Cコース−1年5組)
┌ 学校発(9:00)(※全般的ガイド)
├ ☆「安保の見える丘」(9:20〜9:50)
├ ☆「嘉数高台」(10:25〜11:15)
├ ☆「糸数壕(アブチラガマ)」(12:00〜1:00)
├ 昼食(弁当・平和祈念公園)(1:20〜2:10)
├ ☆「韓国人慰霊塔・平和の礎」(2:10〜3:30)
└ 学校着(4:30)(※バスの中での総括集会…全員コメント)

3 学習の視点

(1)なぜ戦跡地を学ぶのか。(戦場への導入)
 @「嘉数高台」
 A「糸数壕(アブチラガマ)」
(2)なぜガマに入るのか。(戦場の追体験)
 A「糸数壕(アブチラガマ)」
(3)なぜ平和資料館に入るのか。(過去と現在の接点)
 B「沖縄県立平和祈念資料館」
(4)なぜ慰霊塔を学ぶのか。(戦争の認識と平和への課題)
 C「韓国人の慰霊塔」
 D「平和の礎」
(5)なぜ米軍基地を学ぶのか(過去から現実、そして未来への平和創造の視点) 
E「安保の見える丘(カデナ基地)」
A「嘉数高台(普天間基地)」

4 ガイド内容

(1)中継ガイド

@「学校〜安保の見える丘」
ア、現在の沖縄の置かれている状況と安保条約についての概説
イ、戦後の米軍の基地建設と米軍の軍事支配と復帰について

A「安保の見える丘〜嘉数高台」
ア、米軍基地の特徴…アメリカの世界戦略基地としての機能
イ、普天間基地の機能と県内基地移設の意味
ウ、生徒の質問に答える

B「嘉数高台〜糸数壕(アブチラガマ)」
ア、沖縄戦の概要…32軍の沖縄戦おける方針と特徴
イ、「捨て石作戦」について
ウ、沖縄戦におけるガマのもつ意味
エ、生徒の質問に答える

C「糸数壕(アブチラガマ)〜平和祈念公園」
ア、生徒の質問に答える
イ、沖縄戦の特徴について

D「平和祈念公園〜学校」
ア、一日のまとめ
イ、生徒の感想発表
ウ、あいさつ
エ、担任のことば

(2)ポイント学習(別紙資料)

@「安保の見える丘」…カデナ飛行場の前身、戦後の米軍軍事支配の象徴、アメリカの世界軍事戦略の前進基地、軍事基地と住民、爆音訴訟等。

A「嘉数高台」…四つの視点(米軍の沖縄上陸と日本軍、中部戦線と住民、普天間基地建設と現在、慰霊塔と平和創造)

B「糸数壕(アブチラガマ)」…四つの視点(日本軍の基地、陸軍病院分院、軍民一体化の状況、沖縄戦と地元住民)

C「韓国人慰霊塔」…日本の植民地政策、朝鮮人差別、戦争責任と平和創造の視点
D「平和の礎」…「礎」と平和創造、15年戦争と沖縄戦、礎の刻銘と沖縄戦の実相

(3)「ねらい」を達成するための補助

V 長野県立C高校

1 日時
2002年12月18日(火)午前8時〜午後3時頃

2 コース(Aコース−2年A組)
┌ ホテル発(8:00)
├ ☆「ひめゆりの塔」「資料館」(9:00〜9:50)
├ ☆「糸数の壕」(10:20〜11:20)
├ 昼食(玉泉洞)(11:30〜13:15)
├ ☆「平和祈念公園」(13:35〜14:35)
└ ☆「首里城公園」(13:30〜16:50)
(ガイド下車)

3 ガイド内容
(1)ポイント学習(別紙資料)

@「ひめゆりの塔」・「ひめゆり平和祈念資料館」…資料「ひめゆり学徒隊」
○女子学徒隊と日本軍、女子の戦争動員、学徒隊の写真の見方(対話をすること)
A「糸数の壕」…資料「糸数の壕」
○日本軍陣地、陸軍病院分室、軍民一体の三期、暗闇体験、証言の朗読、
※入壕前の諸注意と事前ガイド

B「平和祈念公園」…資料「韓国人慰霊塔」「平和の礎」「信濃の塔」
○「韓国人慰霊塔」…侵略戦争の凝縮、真の戦争反省
○「平和の礎」…その意義と役割、名前のない刻銘、証のない出生と死没
○「信濃の塔」…長野県人は戦争をどう反省し、平和をどう創ろうとしているか。

C「首里城公園」…資料「首里司令部壕」「鉄血勤皇隊」
○「首里司令部壕」…32軍司令部壕、牛島司令官の訓示
○「鉄血勤皇隊壕」…男子学徒動員
○まとめのことば…沖縄戦から何を教訓として学びとるのか。

(2)中継ガイド

@「ホテル〜ひめゆりの塔・ひめゆり資料館」(60分)
ア、通過市町村ガイド…那覇市、豊見城、糸満(資料B「沖縄方面根拠地隊」)
イ、全般ガイド…(資料「沖縄戦の経過」「沖縄戦の特徴」)
A「ひめゆりの塔・ひめゆり資料館〜糸数の壕」(30分)
ア、通過村ガイド…具志頭(最後の防衛線)、玉城(以東の収容所)
イ、全般ガイド…喜屋武地区の戦闘と沖縄戦の修羅場
ウ、「海上挺身隊」…(資料「海上艇身隊第28戦隊」)

B「糸数の壕〜玉泉洞」(10分)
ア、全般ガイド…ガンガラガマ(資料「ガンガラガマ」)
C「玉泉洞〜平和祈念公園」(20分)
ア、全般ガイド…住民の戦争被害と戦争協力
イ、慰霊塔から何を学ぶか…沖縄戦がわかるか、戦争への反省があるのか、平和への努力が表れているか)(資料「沖縄戦と慰霊塔の碑文」)

D「平和祈念公園〜首里城公園」(50分)
ア、通過町村…東風平町(最後の防衛線の一角)、南風原町(南風原陸軍病院)
資料「白梅学徒隊」「南風原陸軍病院(壕)」
イ、全般ガイド…沖縄戦における「集団自決」と「住民虐殺」について
資料「集団自決について」「住民虐殺について」
ウ、戦争の被害と加害、アジアとの関係、歴史を学ぶということ
※「サトウキビ畑」の歌(バスガイドさんに)(資料「サトウキビ畑」)

W ポイントガイド(沖縄本島周辺離島B 中学校の場合)

1 見学ガマ
轟の壕
2 日時
2001年12月3日

3 内容

(1)学習の視点
@ 沖縄戦の体験者の証言…事実として(時間的には多少の違いが)
A 自分が印象に残った事柄を今後も調査や研究を続けることが大切(今日だけで終わらせない)

(2) 丘からの遠望…付近の沖縄戦の概況(6月上旬〜下旬) 

(3) ガマ入り口で(ガマの全体的な状況)
@地元住民
ア、十・十空襲前に整備…そして避難
イ、3月23日〜ガマ生活始まる
A 6月初め…県庁職員・警察幹部、日本兵、住民・避難民
B 6月中旬〜下旬の状況… 県庁職員・警察幹部、日本兵、住民・避難民、米軍

(4) ガマに入る
@ 島田知事ら…摩文仁へ移動
A 日本軍の支配
B 米軍の攻撃
C 住民・食糧・子供
D 壕を出る

(5)移動〜ウッカガマ前
@ ウッカガマについて
A 績徳高女学徒隊について


X ポイントガイド(沖縄本島南部E中学校三年生の場合)

1 見学ガマ
アンディラガマ

2 日時
2003年6月9日(月)2:00〜〜4:20

3 内容

◇全体講話(入壕前2:00〜2:15)

(1) ガマ(壕)について
(2) 沖縄戦でガマ(壕)は何に使われたか
(3) 日本軍とガマ
@ 日本軍の陣地として
A 陸軍病院・野戦病院として
B 日本軍のガマ(壕)追い出し(割り込み)
(4) 住民の避難壕として

◇ 移動と入壕

一組(2:30〜3:00)、二組(3:10〜3:40)、三組(3:50〜4:20)
(1)「アンガー」について
@ ガマ生活の様子
A 他地区の住民との雑居状態→地元住民との摩擦(壕の乗っ取り、追い出し、雑居)

(2) 日本軍とガマ
(3) 米軍とガマ
@ ガマの攻撃
A 米軍の攻撃と住民

(4) 6月9日前後のガマ(壕)の特徴的な出来事

(5)「ガマの暗闇」の体験

Y 個人ガイド(県外高校生Dさん)の場合

1 日時
2003年8月3日(日)午前8時30分〜午後5時10分

2 見学地
┌ 宿発(8:30)
├ ☆「安保の見える丘」(嘉手納町)(9:00〜9:30)
├ ☆「嘉数高台」(宜野湾市)(10:00〜10:30)
├ ☆「アブチラガマ(糸数の壕)」(玉城村)(11:30〜12:30)
├ ☆「第一野戦病院壕跡」(東風平町)(12:50〜13:20
├ ☆摩文仁平和祈念公園(糸満市)(昼食13:30〜15:00)
├ ☆真栄平部落(糸満市)(15:20)
├ ☆「忠魂之塔」(糸満市字米須)
├ ☆「ひめゆり平和祈念資料館」(糸満市)(15:40)
├ ☆轟の壕(軍官民一体)(糸満市)(16:30)
└ ホテル着(那覇市)(17:10)

3 学習の視点
(1)戦跡地の視点…戦場への導入
※「嘉数高台」「アブチラガマ」「八重瀬岳」「真栄平部落」その他
(2)沖縄戦とガマの視点…戦場の追体験
※「アブチラガマ」「轟の壕」「ウンジャーガマ・ウッカガマ」その他

(3)平和祈念資料館からの視点…過去と現在の接点
※「ひめゆり平和祈念資料館」
(4)慰霊塔の視点…戦争の認識と平和への課題
※「京都之塔」、「青丘之塔」と「韓国人慰霊塔」、「平和の礎」、「静岡の塔」その他

(5)米軍基地の視点
@沖縄戦と軍事占領…戦争被害の二重構造(「カデナ飛行場」「普天間飛行場」その他)
A軍事基地拡大と土地取り上げ…軍事基地と人権(「カデナ飛行場」「普天間飛行場」その他)
Bアメリカの世界戦略と安保条約…戦争被害と加担の構造(「カデナ飛行場」「普天間飛行場」その他)

4 ガイド内容

(1)中継ガイド

@「宿〜安保の見える丘」…米軍基地群の状況(牧港補給基地、キャンプズケラン、キャンプ桑江、陸軍貯油施設、嘉手納飛行場、嘉手納弾薬庫、その他)
A「安保の見える丘〜嘉数高台」…米軍基地建設と沖縄の土地闘争の歴史

B「嘉数高台〜アブチラガマ」…沖縄戦と第32軍
C「アブチラガマ〜第一野戦病院壕跡」…沖縄戦と学徒隊…女子学徒隊、鉄血勤皇隊、義勇隊、護郷隊、その他

D「第一野戦病院壕跡〜平和祈念公園」…第32軍と住民(意図的住民巻き込み戦闘−捨て石作戦)
E「平和祈念公園〜真栄平部落」…沖縄戦における住民の惨禍(戦争協力と戦争被害)
F「真栄平部落〜忠魂之塔」…沖縄戦とガマ

G「忠魂之塔〜ひめゆり平和祈念資料館」
ア、資料館で何を学ぶのか
イ、見学の要領…過去と現在の接点、知識だけでなく認識を。
H「ひめゆり平和祈念資料館〜轟の壕」…沖縄戦と軍国主義教育
I「轟の壕〜ホテル」…まとめ(沖縄戦の位置づけ、沖縄戦と降伏、沖縄戦と天皇の決断)

(2)ポイント学習

@「カデナ飛行場」…米軍基地と「安保条約」の実態、カデナ飛行場の機能(世界戦略)と基地被害

A「嘉数高台」…「沖縄戦」米軍上陸地点、沖縄戦の最初の激戦地、普天間飛行場の建設と機能、慰霊塔

B「アブチラガマ(糸数の壕)」…32軍の陣地壕、陸軍病院分院と女子学徒隊、沖縄戦と軍民一体の状況

C「第一野戦病院壕跡」…第一野戦病院と女子学徒隊、第32軍の最後の死守線と八重瀬岳 

D「平和祈念公園」「韓国人慰霊塔」「平和の礎」
ア、なぜ慰霊塔を学ぶか
イ、戦争の被害と加害、アジアとの関係、歴史を学ぶということ

E「真栄平部落」…沖縄戦における日本軍の住民虐殺、沖縄戦の事実を伝えることの意味(「南北之塔」、その他)

F「忠魂之塔」…米軍による住民集団虐殺、米須における強制集団死 
G「ひめゆり平和祈念資料館」…陸軍病院と女子学徒隊、女子学徒隊と軍国主義教育 
H「轟の壕」…沖縄戦と軍官民一体

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